門鑑定をしていると、生まれながらの門と自己認識の門が一致している人は非常に少ない。
それだけ、自分自身の素質やつかむべき配役を知らないまま、本来そぐわない生き方をしている人が多いということである。
今回鑑定させていただいた方は、30代の女性。
この方は、生まれながらの門と自己認識の門が一致している数少ない方だったので、ご紹介させていただきたい。
最近まで、不動産会社で事務職をされていたようだが、最近退職されたのだそうだ。
仕事自体はイヤではなかったそうだが、やりたいことをやりたくて、ということのようだ。
一度の人生、やりたいことをやったほうが良い。
さて、この方の門鑑定の結果を見てみよう。
生まれながらの門:月財門
自己認識でも、陽官門とならんで、月財門の認識を強く持たれている。
月官門、月修門のアビリティも持たれているが、月財門のアビリティがコレだけとがっているので、基本的にはまずは月財門に特化して進んでいただくのが良いだろう。
私:交流会やパーティーに行くのは好きですか?
女性:そうですね。誘われれば、ほとんど行きます。笑
私:初対面の人とも、親しく絡めるタイプですよね?
女性:はい、人見知りみたいなものは全くありません。むしろ、あまり心を開いてくれない人に対していろいろとアプローチして、心を開いてくれるようになるのがうれしいですね。
私:まさに月財門ですね。笑 それは、月財門の方だからこそ”よかれ”と思ってやられているのだと思いますが、相手が私のような月修門の人だと、相手を克してしまいますね。月修門の方は、自分のことをあまり明かしたがりませんので、自分のことを明かすように攻められているように感じてしまうかもしれません。それが、財門から修門に伸びている赤い矢印です。自分がいいと思っても、相手もそう感じるわけではない、という関係性も、門で見えてきますね。
女性:そうなんですね!!
女性:飲み会や懇親会を企画することも多いです。
私:まさに財門の方に合っているポジショニングなので、いいと思いますよ。調整ごとも得意でしょうし、お金の管理も自然とできてしまう方ですので、幹事などは積極的にやっていただいて、あくまで『黒幕』として活躍されると、さらに門力が高まります。
女性:自分は昔から、一つのことを極めることが苦手だったので、それではいけないと思い、最近資格を取ったりもしました。なにか自分の強みを作ったほうがいいのでしょうか?
私:いえ、その必要はないですね。財門の方は、自分がすごい人になる必要はありません。他の門の人がすごい人になってくれるので、そういった方々と数多く知り合って、ハブ的なポジショニングに立つことが重要です。人と人、人とモノなどを繋ぐところから、ビジネスが生まれたり、稼げるスキームを構築できたりする門なのです。あくまで「ナビゲーター」役に徹しましょう。
私:月財門の方は、いろんなことを『広く浅く』知っているということがポイントです。どんな人が目の前に現れても、ある程度の話は合わせられる。でも、その分野のことは、その分野のプロにお任せ。自分は、そのプロを他の人に紹介する、というだけでいいのです。
女性:そうなんですね!!なんか、もともと自分はそういう動き方の方が向いているように感じてはいましたが、本当にその通りでよかったのかと、すごく安心しました!
鑑定後に頂いた感想
先日は鑑定いただきありがとうございました。
私自身よりも私の事をよく理解されていて、とても驚きました。
お話を聞き、自分の中で悩んでいたことがスッキリと解決しました!
また、新たな自分を発見できてとても貴重な時間でした。
今後は自分の適性を生かして、自分らしく生きていきたいと思います。
堀子さんとのご縁に感謝したいと思います。
人間は本来、生まれながらに持っている素質を、うすうす感じ取っているものである。ただ、それに確信を持って進むことが難しい。その確信を持てるようにサポートできるのが、門鑑定である。