ビジネスや各種プロジェクトでチームを組むとき、どんなメンバーを集めて成功に導くか。
チームリーダーの腕の見せ所ともいえる。
『門』の原理を理解しているチームリーダーなら、異なる門の人を集めてメンバーを組むだろう。
メンバー一人ひとりが自分の門の役目を果たすことに注力し、他の門の役目は他の人に任せることで、チーム全体としてめざましい成果を出すことができる。
『門』が他の占いや鑑定と大きく異なるのは、この点である。
一般的な鑑定だと、
- あなたはAタイプ。〇〇には気をつけて。
- あなたはBタイプ。△△には気をつけて。
- ・・・
といった具合で、各人の素質を並列にパターン分けして伝えるまでのことが多い。つまり、他の人が有する資質との相関関係にまで踏み込んで、実際的なアドバイスを得ることが難しい。
一方で、『門』の鑑定は違う。
まず、人はそれぞれ「生まれながらの門」を持っており、これを知ることができる。
更に、「生まれながらの門」を軸として、他にどんな門のアビリティを利用することができるのか、理解することができる。
逆に、その人が使ってはいけない門のアビリティも知ることができる。
そして、使ってはいけないアビリティの領域については、そのアビリティを有する人と組むことで、補い合えばいいのである。
こうした原理原則は、この1枚の5角形の図に集約されている。
これは、シンプルだが、強力な武器となりうる。
日本では、なんでもできる「マルチプレイヤー」が評価される傾向にある。これは、学校教育が”オールA”を目指す教育になってしまっているからであろう。
しかし、この世界で最大限の成果を上げるために必要なことは、各人は自らが持つ「生まれながらの門」に基づいた行動、発言のみに特化し、他の門については他の人に任せる、という考え方である。
もちろん、『門』の組み合わせによってメンバーを選ぶということは、一見すると気が合わない人とパートナーを組むようなことにもなりかねない。だが、そうした気分や感情でメンバーを選んでしまっては、一般大衆の中から抜け出せない。
『門』の原理を理解し、その原理に則ったチーム構成を組むことができるからこそ、私たちは一般大衆から抜け出し、突出した成果を上げられるようになるのである。
このことは、ユダヤや華僑の大富豪が、十二分に証明してくれている。