門とは、いったいなんなのか?
門鑑定でも、はじめにご説明させていただくことがある。
四柱推命に基づいた命理学
とも言えるし、
自分自身の素質や、つかむべき配役を体系立てた学問
とも言える。どちらも正しい。
ただ、どうにも「とっつきにくそうな」説明になってしまう・・・
私は、より分かりやすく説明するするために、こんな表現をすることがある。
『この世における、あなたキャラクターのパラメータですよ。』
ゲームに例えて説明したい。
私は、野球ゲーム「パワ○ロ」が大好きである。
このゲームでは、各選手の能力がA,B,C,・・・のパラメーターで表されている。
こんな具合である。
このように、ゲーム中のキャラクターの各能力がパラメーター化されているゲームは、他にもたくさんとあると思う。
そして、パラメーターが可視化されているからこそ、その選手をどのように起用すればいいのかが分かるのである。
例えば、上記の「宮本」選手。
パワーが低いけれど、足は比較的早くて、バントが上手。流し打ちもできる。
この選手を、あえて4番に据えることは、おそらくない。
きっと2番あたりを打たせるだろう。
一方、こちらの「ペタジーニ」選手。
パワー抜群のホームランバッター。でも三振が多く、足も速くない。
この選手を1番や2番で起用することはなく、恐らく中軸を打たせるだろう。
さて、こうした起用法について、
「そんなこと、当たり前だろ!」
と思われるだろう。
では、あなたは自分自身を、自分の人生というゲームの中で、最適なポジションで起用しているだろうか?
これが重要なポイントである。
起用法というのは、能力が分かっていてこそ決まってくる。
ゲームでは、能力がパラメータの値で可視化されているから、起用法に迷うことはない。
一方、現実世界の「あなた」というキャラクターは、おそらく能力が可視化されていないはずだ。
ゲームで言うと、こんな状態。
これは、決して能力がないのではない。
上の画像のように、本来は
ミート:B
パワー:A
といったようにパラメーターは持ち合わせているにもかかわらず、それが「見えない」「わからない」状態なのである。
見えないのだから、自身の正確な能力値をベースに、判断や行動、いわゆる『采配』をすることができない。
この能力が見えない「ペタジーニ選手」を、あなたは、正確に起用することができるだろうか。
間違って1番や2番に置くことなく、4番に据えることができるだろうか?
パラメーターが分からない「ペタジーニ選手」を1番や2番で起用していても、おかしくはないだろう。
もちろん、その打順を打つことはできるのだが、本来の能力を発揮することはできない。
素質として持ち合わせていない「盗塁」や「バント」のサインが出たら、対応しないといけない。
一方、本来はホームランを打てるパワーがあるのに、ホームランを狙ったバッティングはチームからは望まれていない。
そういったことが、あなた自身に起きていないだろうか?
自分自身の能力値が可視化されていないため、興味とか、感覚、周りの人からの助言、押し付けによって、行動や判断をしてしまう。
それは、あなた自身に対する正しい采配になっているだろうか?
残念ながら、多くの人は、正しい采配ができていないようである。
正しい采配をするには・・・
まずは、自分のパラメーターを可視化して、把握することがスタートになる。
その可視化されたパラメーターが『門』なのである。
『門』によって、あなたの持ち合わせている能力が、かなり高い精度で可視化され、計ることができる。
それさえ分かれば、あなたというキャラクターの采配は、非常に分かりやすく、楽になるはず。
まずは、あなたのパラメーターを紐解いてみていただきたい。