今日も、とある男性の門鑑定の結果と、面談内容の一部をご紹介させていただきたい。
先日、門鑑定の申込みと共に、このようなメッセージを頂いた。
元々ITベンチャーを中心にSE、ITコンサル、マーケティングなどに従事しておりましたが、体調を崩し、その後システムトレードと義父の仕事の手伝いで生計を立てておりますが、色々と問題もあり、今後の人生設計に悩んでいます。門鑑定を今後の指針に活用したいです。
IT企業での仕事を経て、システムトレードの世界に足を踏み入れられた経歴。
実は、私と全く同じである。
門鑑定はもちろん、ビジネスや投資についても、いろいろとお話ができそう。
そう思いながら、門鑑定書を作成させていただいた。
今回の面談希望者の門鑑定の結果は、このようなものであった。
生まれながらの門:月官門
赤いチャート:生まれ持ったアビリティ
緑のチャート:自己認識の門
生まれながらの門はあくまで「月官門」であるが、修門以外は全ての門のアビリティをお持ちのようである。
比較的器用に、何でもこなせてしまうタイプの方かもしれない。
私:最初に勤められていたネットベンチャーの会社は、どうしてお辞めになったのですか?
男性:非常に激務な仕事だったこともあり、体調を崩して辞めてしまいました。
私:なるほど。私も激務なIT企業に務めていたことがあるので、よくわかります。(笑)
私:月官門の方ですと、「この人についていこう!」と思える上司がいると、その人のためにがんばれる一方、そうではない上司の下で働くと、けっこうストレスがたまる面もあると思いますが、いかがでしたか?
男性:そうですね・・・たしかに、優秀な上司とはしっくりきて仕事もスムーズでした。そうではない上司のときは、合わないなと感じることもありました。どちらかというと、仕事は義理人情を重んじつつ、とろとろやらずに、たったかやりたいタイプでした。
やはり、会社の仕事をやりながらも、要所要所では月官門としての囚われが、現れていたようである。
一方、現在の仕事における人間関係、特にお父様との関係や、システムトレードによる収益化に関しては、いろいろと悩まれておられたので、私自身の経験も踏まえて、ざっくばらんにお話をさせていただいた。
門は、人間が行う全ての活動の根底にある、原理原則のようなもの。
私が経験しているもの、していないものに関わらず、門の観点でお話すれば、個別具体的な問題についても、大きな方向性のアドバイスはさせていただくことができる。
それぐらい、人の人生において門は強力な「秘術」なのである。
ちなみにこの方に、子供の頃のことを伺うと、
私:子供の頃は、何か習い事はされていましたか?
男性:いろいろとやっていました。空手、水泳、あとトランペットも習っていました。
私:おー、すごいですね!特に空手は、月官門の方にはぴったりでしょうね。
男性:たしかに、空手の『型』は得意でした。
私:さすがです。(笑)
門の囚われに沿った生き方は、子供のときの方が顕著だったりする。
それは、大人になるにつれて、両親・先生・会社の上司、などに、生まれながらの門を無視した生き方を強要されるケースが多いから。
その人の子供時代のエピソードと門鑑定の結果を照らし合わせると、非常におもしろい。
ぜひ、あなたも、子供の頃の自分を思い出しながら、門鑑定をしてみてはいかがだろうか?